2012-07-01

上半期ベストソング5曲&ベストアルバム5枚&ベスト旧譜5枚

意識の高い音楽リスナーというわけではありませんが、一応アウトプットを残している人間なりにまとめておくことには意義があるかと思います。どの選出においても順位づけは無し。数を行ってないのでベストライブは選びません。まずはベストソングから。ドゥームだ!アンビエントだ!とか言ってましたが大半はアッパーなメタルサウンドに帰着しました。

Crossfaith - Monolith

Dog Shredder - Battle Snake

Lamb Of God - Desolation

Meshuggah - The Hurt That Finds You First

Nadja & Vampillia - Northern Lights


次にベストアルバム5枚。掛け値なしに素晴らしいといえるものまではなかなかないんですが、10点中9点ぐらいとなるといっぱいあって選考には苦慮しました。過去作が比較対象となると少し霞んで見えたり、飽きが来ないぶん少し物足りないとかあるんだけど、それでも新鮮なワクワクさってのは何にも代えがたいですね!


Lamb of God "Resolution"


4th以降の流れを踏襲する、信頼と安心の超マッシヴメタルサウンド。ドゥーミィなイントロ曲から一気にギアを上げる流れでご飯三杯ぐらいいけちゃう。"King Me"、"Insurrection"、"Cheated"などなどパワフルなイメージを保ちながらバリエーションをふくらませるアルバム後半の楽曲も魅力的です。



 
ACO "LUCK"


前作"Devil's Hands"で見せたシンプルなバンドサウンドと快気へ向かう明るさに加えて、ニカ三部作で見せた気だるさ・不安定さ・底の深いダークさまでも織り交ぜる。それでいて出力されたサウンドはリラックスした印象で、すっと耳によく馴染みます。新しい路線へ更に歩みを進めた好盤。





 Meshuggah "KOLOSS"

後身の思惑なんぞ知ったことかとばかりにグルーヴ感をぶん投げ、磨り潰すようなリズムの隙間と重量感を活かした一枚。爆走ツービートやらなんやらかんやら、未だに尽きぬアイデアに敬服するばかりです。 





Death Grips "The Money Store"

「何か新しくてヤバイのが来る!」と一番思わせてくれたのがこのアルバム。ダブステップ・ エレクトロなど様々なエッセンスを抽出したゴリゴリのノイジーなトラックに、ライミングの美学を拒否するフリーキーなラップが乗って、42分のトータルタ イムを全力で突っ走って行きます。既に秋に新作を投下予定とのことでワクワクがとまりません。ザックヒル兄さんの鬼畜ドラミングも気になって仕方ないしはよう日本来い!  

Love Sex Machine "Love Sex Machine"

今熱いフランスのハードコアレーベルThroatruiner Recordsからリリースされた最高に頭の悪い一枚。 バンド名もこれなら内容もド低能スラッジコアで、曲名も「まんこの呪い」だのヤりたい放題、なんかもう頭を抱えるしかないド低脳ですね、これ。ボンクラ大歓喜!レーベルからフリー・ダウンロードできるんですけど、やっぱ12’取り寄せるしかないかなぁ、フランスから。






次点としてはVeil Of Maya "Eclipse"とか良かったです。あとごあずにゃんがkawaii。

あとベスト旧譜5枚!
Swarrrm "偽救世主共"
Fredrik Thordendal's Special Defects "Sol Niger Within"
United Nations "United Nations"
Go-qualia "Puella Magi"
Nadja "Thaumogenesis / Thaumoradiance"

旧譜もあれこれ聴いたんだけど、結局フレデリックのソロが怪作すぎてこれのインパクトが一番強いですね。あとはライブまで行った59さんやNadjaといった轟音キラキラサウンドにも嵌ったし、グラインドコアの精神的にカッティングエッジな部分を炸裂させるSwarrrmとUnited Nationsみたいなカオティックなハードコアに回帰して行ったりとか、こんなものをよく聴いていました。邦ラウド勢もなんか入れたかったんだけど、あの辺はノスタルジーも含めた評価になりがちだしなぁうーん。

0 件のコメント:

コメントを投稿