2011-07-06

[8tracks][No.005-20110623]上半期ふりかえり

[8tracks][No.005-20110623]the first half of 2011 mix


8tracks貼って、ついでに上半期ベストアルバムも簡単にピックアップしてしまおうという心算で作成。改めてここで紹介するのも悪くないと思うので、簡単に全アルバム紹介します。…お金なかったからフリーダウンロードのものが多いですね。なんとも言えない気分。つべのリンク探して埋め込んでもいいんですが、重たそうなので止めておきます。

Tracklisting...
1.Self Deconstruction - Self Deconstruction [taken from "S/t Demo"]
Free Download from Grindcore Karaoke
Agoraphobic NosebleedのJ.Randallがグラインドコア専門のネットレーベルGrindcore Karaokeを開設し、大量の音源がほぼ無料で公開されています。正直言って公開される音源が多すぎて聴き切れてないのですが、さしあたって今回はその中から日本のバンドを選んでみました。ストップアンドゴーの激しい展開に込み入ったリフ、そしてツインボーカルから放たれる人の世の苦悩を吐きつける歌詞が、壮絶でかつストイックで逃げ場のない音像を構成しています。カッコいい!

2.Wormrot - Compulsive Disposition [taken from "Dirge"]
Free Download from EARACHE
インドネシアシンガポール産クロスオーバー/グラインドコア。一曲一分ないのが当たり前、たっぷり入っているようでアルバム一枚20分ない疾走感がステキです。この手の音楽では老舗のレーベルであるイヤーエイクから、気前のいいことにフリーでダウンロード可能ですやったー。

3.Kusari Gama Kill - March of 324 [taken from "Chaos Surge"]
Free Download from Grindcore Karaoke
またしてもGrindcore Karaokeからのリリース。ノイズマシマシのエレクトログラインドで、聴いててひたすら頭が痛い。罰ゲームのようなアルバムですが、お好きな人は是非どうぞ。…え、5月にもう一枚アルバム出してる?…ごめんまだ聴けてない、勘弁しておくれ。
 
4.Imaginary Flying Machine - 崖の上のポニョ [take from "Princess Ghibuli"]
スタジオジブリのアニソンをメタルカバーするという企画盤からの一曲。参加アーティストがエットレリゴレッティだのBlood Stain Childだの現代メロデスシーンを牽引する大物ばっかりで驚くやらドン引きするやらで、個々の楽曲も出オチかと思いきや参加アーティストの個性がしっかりと発揮されていて、舐めてかかるとすっかり食われてしまう。このポニョのトラックはエットレがアレンジを担当したのですが、完全にDestrage調でユーモアたっぷりに仕上がっています。いつ何度聴いても笑えるって素晴らしい。

5.fu_mou - Green Night Parade feat.星子 [taken from "Green Night Parade EP"]
Free Download from Altema Record
日本の老舗ネットレーベルであるアルテマレコードからのリリース。某京都の花札屋からのサンプリングネタを使いつつ、エレクトロ・ダブステップっぽいところを見せながら、総合的にはポップなハウス。春に聴くと丁度いい感じよ。

6.Asian Dub Foundation - Future Proof [taken from "A History of Now"]
2月にリリースされた新譜から、アルバム後半にいつも入ってるベースラインごりごりの一曲をチョイス。俺のFaceはBookでもないし!IT土方なんかやってられるか!って歌詞が大好き。…ただ、総じてこのアルバムがどうかっていうと。サウンドはだいたいいつも通りだし飽きさせないとは思うけど、今更「アンチ・インターネット/アンチ・グローバリズム」をテーマに掲げたところで僕は共感しないのです。どちらも陽が上って沈むようなもので抗ってどうにかなるわけではないと考えるので。まぁいいよ、ライブ良かったし。

7.Crossfaith - Stars Faded In Slow Motion [taken from "THE DREAM, THE SPACE"]
大阪の新鋭メタルコアバンドの2ndアルバム。メタルコアにトランス調のラップトップサウンドが入ったサウンドは、所謂ピコリーモ・トランスコアとは一線を画した「あくまでメタルコアなんだ」という骨太さを感じさせます。アルバム自体は30分強とコンパクトながら捨て曲がなく、高密度でとても満足度が高かったです。また5月に見たライブパフォーマンスもとても良かったので、これからにも期待ですね。
 
8.coldrain  - To Be Alive [taken from "The Enemy Inside"]
ベッタベタなスクリーモを真っ向から展開するcoldrainから一曲。王道を歩く/テンプレに沿うということはそれ相応のクオリティを要求されるのですが、それに見事応えきったアルバムだったと思います。 ルックスもイケメンで…というと死亡フラグだけど、スター性もあるし。

9.9mm Parabellum Bullet - Muddy Mouth [taken from "Movement"]
毎度微妙に手を変え品を変え、予想を裏切りつつ期待に応える9mmのアルバムから。エアジャム世代の影響としてパワーコードや疾走ツービートがよくフィーチャーされたアルバムではあるのですが、個人的にはこういうヘヴィな曲がたまらんなぁと思ったのです。

10.Thursday - Sparks Against The Sun [taken from "No Devolucion"]
Thursday6枚目のアルバムは更にポストハードコア・シューゲイザー色を強めた、より聴き入らせるアルバム。デイブフリットマンのプロダクションもあって、ますますモッシュするための機能を削ぎ落とし、繊細さ・危うさの表現力を高めてきた印象です。物凄い力作だよね、と信者補正バリッバリで褒めておきます。…カブトメタル中止がほんま泣けるでぇ。

Next Mix...
201105 by 46252

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